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サーベルタイガー
2006.09.01 (Fri)
世界最速は居住性不評、500系「東海道」から引退へ

世界最速300キロを誇る東海道・山陽新幹線の500系が、来夏の新型車両N700系の投入を境に東海道区間から引退する。
 1997年のデビュー以来、「高速化追求のあまり、居住性を犠牲にした」と批判され続けてきた。今、新幹線には快適性も強く求められ、技術の粋を集めた名車も、時代に逆らえなくなった。
 15メートルもある飛行機のような先頭形状、ウナギのようなかつてない斬新な車体が話題になった。97年8月、「世界最速の列車」としてギネスブックに載った。
 スマートな先頭の形を維持するため、最前、最後部の乗降扉を犠牲にした。丸い断面の車体は「窓際席で圧迫感を感じる」と、不評を買った。
(読売新聞) - 8月31日19時7分更新


500系のカッコよさといったら、まさに300km/h巡航の為だけに象られたような機能美の究極。
しかしそれは鉄道に何より求められる旅客輸送性能を犠牲にして得られたフォルムであった。
優雅に彎曲した側壁はスペース効率の悪さを、15mにもなんなんとする流麗な超ロングノーズはそこから導かれるきついスラントを成立させるために低められた室内高をそのまま意味する。

結局その突出した速度性能を支えるフォルムが仇となり、500系は(東海道の)表舞台から退場する事となる。
とって代わるのは500系より遅く500系より不細工だが居住性、輸送効率にはとても優れた700系(の後継)。


500系にはどことなくコンコルドにも似た、進化の袋小路に迷い込み生存競争に敗れていった絶滅動物の悲哀を感じる。

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