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Dictator
2006.12.22 (Fri)
「中央アジアの北朝鮮」とは初めて聞いたな

中央アジア・トルクメニスタンで21日、独裁者として絶対的な権力を振るってきたニヤゾフ大統領が急死した。66歳だった。
 トルクメニスタンを21年間にわたって独裁支配してきたニヤゾフ大統領が21日未明、心不全により死去した。ニヤゾフ大統領は今年10月、心臓に疾患があると発言し、今年だけで3度の医療検査を受けていた。また、トルクメニスタンの政府筋によると、糖尿病を患っていたという。

 ニヤゾフ大統領は個人崇拝を強要するなど強権的な独裁体制を確立し、こうしたことからトルクメニスタンは欧米から「中央アジアの北朝鮮」とも呼ばれている。

 ロイター通信によると、大統領の後継者について話し合う最高評議会が26日に開催される予定だが、これまで後継者については公式に語られたことがないため、今後、権力争いが始まる可能性もある。


niyasov.jpg

独裁=悪、とは限らない。
清潔な独裁制と腐敗した共和制。
確かな方向に国を導く独裁政治と国家を迷走させる民主政治。
どちらが国民にとって歓迎すべきかは明らかだ。
独裁が否定的に語られるのは、権限が一人に集中しているという独裁を独裁たらしめているその特性は梅雨時の鯖のように変質しやすく、腐敗、不正、弾圧といった猛毒を容易に発するということを歴史から我々は学んで知っているからだ。
そして独裁は一個人の資質が全てを決めるが、一方で有能な人間はそう続けては現れないという事も。

さてトルクメニスタンはどうか

主な産業は、天然ガス、石油、綿花栽培、繊維工業。特に天然ガスは狭い国土にもかかわらず世界第4位の埋蔵量の超資源大国である。資源輸出により潤沢な資金流入がある。このため独裁国家には珍しく、国民は非常に裕福である。かなりの額が大統領周辺に消えているのではという指摘はある。裕福なため逆に見かけ上失業率(非就業率)は高い(30%前後)。ただし、たいへん裕福なことと、穏やかな国民性のため、現状ではとても治安はよい。経済成長率は潤沢な資源のおかげで約20%と高度経済成長を見せている。しかし、独裁者の政策方針により、日用品の物価は低く抑えられており、非富裕層の庶民はもちろん、旅行者には滞在しやすい国である。


現国民は独裁でも経済的に豊かであるので不満も特に無いのか。結局は金でしょう。食うや食わず、明日をもしれぬ貧乏と抱き合わせの自由、自由を諦める代償として得られる何不自由の無い満ち足りた生活。前者を選ぶ人はあまりいない。


首都と大学を除く図書館の廃止も命令
ニヤゾフ大統領の「田舎の人はどちらにしても字が読めないのだから」という見解による。

バレエ上演を禁止
ニヤゾフ大統領の「白鳥の湖の男性ダンサーの衣装が気に入らない」という見解による。

首都を除く地方の病院を閉鎖
ニヤゾフ大統領の「ちゃんとした医師は首都にいる。病人は首都に行けばよい」という見解による

女性の金歯を禁止
ニヤゾフ大統領の「女性には金歯が似合わない」という見解による。
すべての閣僚、地方行政府長官、軍人などにベンツの新車が支給された。
前年支給されたベンツは補佐官などに譲ればよいと大統領は付け加えた。

コンサートやテレビなどのみならず、結婚式などでも口パクで歌うことを禁止
ニヤゾフ大統領の「歌や音楽の発展に負の効果をもたらす」という見解による。

若者のヒゲを禁止
ニヤゾフ大統領の「見苦しい」という見解による。

ニヤゾフ大統領の著書「ルーフナーマ(Ruhnama)は国民必読の書とされ、クルアーンと同等とされている
教科書としても使われている。

首都ではほぼ50メートルごとに、ニヤゾフ大統領の肖像や銅像が設置されている
肖像や銅像を清掃する担当者も存在する。

首都とニヤゾフ大統領の故郷のキプチャク村までの15キロメートル間は6車線の高速道路が整備されている
ただし利用者は皆無

キプチャク村には黄金のニヤゾフ大統領家族像や利用者皆無のホテルが建設されている

ニヤゾフ大統領がカツラをかぶっていることを報道することもタブーである
国境なき記者団の2006年版『世界報道自由ランキング』にて世界で2番目に報道の自由が無い国に認定されている。
既にケーブルテレビ局は全廃されており、ロシアのメディアを通じたテレビ放送枠も厳しく制限されている。
ただし、娯楽目的での衛星放送の受信は逆に推奨されている。裕福な国家なため、衛星放送・パラボラアンテナの普及率は世帯比で計算すると世界一と推定されている。

トルクメニスタン国内では煙草は禁止
ニヤゾフ大統領はガン手術を受けており、禁煙中のため。

8月の第2日曜日をメロンの日に制定
ニヤゾフ大統領の大好物はメロンである。

テレビのニュースキャスターの化粧禁止
ニヤゾフ大統領の「男なのか女なのか分からない」という苦情による。

ニヤゾフブランドの商品が売られている
牛乳、乳製品のような生活必需品から酒や服に至るまで何でも有る。政策により生活必需品はとても安く抑えられている。



マリネラ王国か。メロンが好きだからメロン記念日。こういう国は好きだ。(笑)

「中央アジアの北朝鮮」といっても本家のように餓死者続出の国民をほったらかして核兵器を作り周辺国の全てを敵に回しゆすりたかりで生きていくチンピラ国家とは全然違うな。
国民は満ち足りた生活を送り物価は安定し治安も良好、周辺国との間に深刻なトラブルを抱えているわけでもない。こういう独裁国家とイラクのように収集の目処も立たない内戦状態に陥った民主国家。選ぶのはどちら?
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トルクメニスタントルクメニスタンは、中央アジア南西部に位置する共和国。カラクム砂漠が国土の80%を占めるものの、豊富な石油や天然ガスを埋蔵する。西にカスピ海に面し、アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン、カザフスタンと国境を接する。首都はアシガバート。永世
2007/02/24(土) 03:16:09 | 世界の旅
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