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義体が肉体を超える日
2006.05.13 (Sat)
<陸上>ガトリンが9秒76の世界新でV 男子100m

 【カイロ支局】カタールの首都ドーハで12日に行われた陸上のグランプリ・カタール大会の男子100メートルで、アテネ五輪金メダリストのジャスティン・ガトリン(米国)が9秒76の世界新記録で優勝した。昨年6月にアサファ・パウエル(ジャマイカ)が出した9秒77を0秒01更新した。
 ガトリンはこの日、予選で9秒85の自己タイをマーク。追い風1.7メートルの好条件で行われた決勝で記録を伸ばした。ガトリンには国際陸上競技連盟から10万ドル(約1110万円)、カタール陸連からも3万ドル(約330万円)のボーナスが贈られる。2位のオルソジ・ファスバ(ナイジェリア)も世界歴代4位となる9秒84のアフリカ新記録。
 ガトリンは01年の全米ジュニア選手権の際、ドーピング(禁止薬物使用)検査で興奮剤のアンフェタミンが検出され、2年間の出場停止処分を受けた。復活後の04年アテネ五輪は9秒85で優勝。昨年の世界選手権では200メートルと合わせて2冠を獲得した。


2005年6月14日にジャマイカのアサファ・パウエルが出した9秒77を100分の1秒上回る世界新記録。
1991年8月25日にカール・ルイスが東京で記録した9秒86から0.1秒短縮するまで実に15年を必要とした。
肉体の限界はどこなのか。それは誰にも分からないが、誰の目にもほぼ見えている。
恐らく人類が100m9秒台を切れる事はあるまい。

一つの可能性を除いては。

アメリカのマーロン・シャーリーは2002年、11秒08の世界記録をマークしている。
義足での100m世界記録だ。こちらの限界はまだ見えない。
maron20040925.jpg

2002年、アメリカのマーロン・シャーリーは100m11秒08の義足での世界記録を出している。
こちらの限界はまだまだ遠い。テクノロジーの進化は留まる事がなく、また陸上競技に取り組む競技者も圧倒的に少ない為だ。
SFに登場するサイボーグのような超人的な力を持つ義体について、現在は否定的に見られている。体の一部分のみいたずらに高性能化してもそれを支える肉体がその負荷に耐え切れなくなるというのがその理由だ。
しかしテクノロジーの進化により人間が肉体に過度の負担をかけることなくスーパーな義肢を使いこなせるようになった時、100mを8秒台で駆け抜ける義足を装着した競技者がフィールドを席捲する日が来ないとは誰にも言い切れない。

現在、健常者と障害者の競技者同士が同一のフィールドで競う事はない。言うまでもなく勝負にならないからだ。
しかしいつの日か、同じ理由でも全く違う意味で健常者と障害者が競うフィールドを区別される日が来るのかもしれない。

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